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「PARSIFAL」初日 [舞台]

初日の幕が開きました。


PARSIFAL [舞台]

ワーグナーに初挑戦中の夫、いよいよ今日が初日です。しかもシカゴ・リリックオペラ・デビュー。
大変な時間と労力を費やして準備する姿を見てきました。きっと素晴らしい舞台になると思います。
https://www.lyricopera.org/parsifal/

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ダディ・ロング・レッグス [舞台]

ご無沙汰しております。
仕事と日常に追われ、ちょっと一息ついているのですが…また忙しくなりそうです。

さてさて、先日『ダディ・ロング・レッグス』宣伝用のレコーディングが行われ、ホームページにアップされました。

ミュージカルにする題材を探していたポール・ゴードンとジョンに、これは?と提案して始まった作品…かれこれ14年前の話です。はじめはジルーシャ一人とダンサー達、という形で構想が練られたのですが、女優と男優一人ずつという形に落ち着き、アメリカで幕を開けたのが2009年。以来、アメリカ中で公演されて好評を得ています。

日本で上演されることが決まったのは数年前でしたが、気付いたら目の前! 楽しみです。

レミ@日本 [舞台]

日本でレミのオリジナルバージョンが幕を閉じました。日本では途切れ途切れで24年上演されたのかな…24年!

演劇も映画も、再演、リメイクという形で新しいバージョンが出来ていくものですが、映画とは違って、舞台は終わってしまうと二度と観られない、という宿命があります。

でもきっと多くの人びとの記憶の中に生きて行くのでしょう。

ロンドンでは今もオリジナルバージョンが上演されています。もうすぐ新キャストに入れ替わり、暫くは続きそう。

オリジナルバージョンを観たい方は、ぜひロンドンへいらしてください!


Daddy Long Legs [舞台]

夫Jはアメリカ、シンシナティ(Cincinnatiと綴るらしい)で仕事中。新作ミュージカルです。

Daddy Long Legs - A World Premiere Musical - Click here for more information.jpg

昨年西海岸のVenturaという小さな場所でスタートし、サンフランシスコなどに行って、今回はシンシナティ。舞台稽古にはクリエイティブチーム(ジェーン・エアと同じ!)も参加して、更に良い作品になるよう手直しをしてゆきます。いつの日かオフ・ブロードウェイ辺りに行ければ、といったところでしょうか。
出演者2名、オーケストラも数名、と至って小規模なカンパニー。夫曰く「この不況下にぴったりだろう?」
上演した都市では大好評で、この先も長々とツアーの予定が入ったとか。やったね!

いきなりブロードウェイやウェストエンドで開けるミュージカルもありますが、莫大な資金がかかりますし、それだけに失敗すると損失も大。有名なクリエイター、名だたる役者陣、大掛かりな宣伝が必要となる訳です。

その典型のような『Love Never Dies』が一昨日ウェストエンドで開きました。ご存知の通り、『オペラ座の怪人』の続編です。

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このポスター、町中に溢れていました。

各新聞のレビューでは、おおむね好意的に書かれていましたが(音楽もデザインも役者たちも)、皆さま「本の弱さ」が気になったご様子。
でも、『オペラ座の怪人』も本自体は??だと思っている私には意外ではないかも。そもそも、あの雰囲気を楽しみに行くのが目的ではないですか。

『オペラ座の怪人』のセット・デザイナー、マリア・ビョルンソンがバスタブの中で急死しているのを発見され、世間を悲しませたのが7年ちょっと前。
今回のボブ・クロウリーのデザインは彼女へ捧げるもの、となっていると聞きました。彼のセットも素敵でしょうね。

いつ行けるかな。


別れ、そして出会い [舞台]


 終わりました…って、もう一週間以上経っている。

 オーディションや2007年の初日はもう遠い日なのですが、あっという間だった気もします。

 最後の挨拶で「ファンティーヌと言う女性に出会えて嬉しかった」と言いました。

 役を演じると、その人と一体化してくる…演出家Jの言う「役者が役に近付いて行き、役も役者に近付いて来る」という状態。

 今回の別れは少しつらかった、意志に反して引き離されるような…でも本当に出会えて良かったと心から思います。人生を豊かにして頂きました。

 で、放心状態になる間もなく、新しい出会いがありました。夫のワークショップに通訳として参加をさせて頂いたのです。
 通訳という新しい分野との出会い、そして若さではちきれんばかりの役者さん達との出会い。

 いいっ、この前に向かって行こうとするエネルギー、何でも吸収しようという貪欲さが!
 娘や息子には大きすぎますが、それに近い感覚を持ってしまった私。

 私も高校を卒業して2年間は、舞台に立つための基礎となるものをひたすら学びました。日舞、バレエ、ジャズダンス、パントマイム、声楽、演技、これを月〜土みっちりとやった上に、個人的には週1〜3で舞台、週3で映画、美術館にも通いました。その間には師匠(玉三郎先生)のヨーロッパ公演に連れて行って頂くという課外授業もあり、大変内容の濃い日々でした。

 こうした日々が、舞台だけに限らず、どれだけ自分の人生の糧となっているか。今になって実感することも数多くあるのです。

 演劇学校に限らず、勉強をしたことや水泳に打ち込んだ日々といったもの、若い時期にエネルギーを費やしたことは、自分を形作る大きな一部となっていると。

 今回一緒に(たったの5日間でしたが)過ごした日々が役に立つか立たないかは分かりませんが、彼らのどんな一部になっていくのか、大いに興味を持ちました。

 またどこかで、舞台の仕事で会えたら良いね〜、と言ってお別れをしてきました。みんな頑張れ〜! 私も頑張れ〜!って。

 通訳に関しては……夫Jでいるのは疲れることだと。よく動く、よく喋る。こんなに喋ったのは人生初めてです。『レミ』の舞台で歌い続けるよりも喉が疲れました。
 夫がいつも、特に演出の仕事をしている期間、咳込んでいる理由も分かったような!

 +(プラス)自分の意志で話さないという難しさ。自分を殺して他人の言うことを話し続けるのは結構つらい。集中力がきれると見失う……何回かありました、ごめんなさい、の瞬間が。

 でもこれも経験。人生の糧として行こう。

とうとう… [舞台]


 最後の日がやって来ました。

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 作曲家のクロード・ミッシェル(『パイレーツ・クイーン』の稽古で来日中)、我が夫J、そして日本に遊びに来ている夫の前々妻 Aとの前夜祭。 
というよりは、ここ東京で一緒にいる不思議を噛みしめた、親しい友人たちとのひと時でした。4人とも国籍が違うのですから…

 では行ってきます!


コゼエポと [舞台]

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こんな一枚もありました!

小恵ちゃんと真綾ちゃん。

以前にも書いた『宇宙人』キャラの小恵ちゃん、このクラシカルな美しい容貌(スタイルも抜群)やクラシカルな綺麗な歌声とのギャップが何とも言えない面白さで、周囲を楽しませてくれます。

真綾ちゃんは何とも愛らしくって、マイペースに自分の道を進んでいる独特の雰囲気を持った女性です。自分で歌詞を書いたり、私が知っている彼女の才能はごく一部という気がします。

二人とも向上心が大きく、だから努力家です。


名古屋といえば… [舞台]

ひつまぶし!

これだけは絶対に外せません。

可愛い娘二人(この場合は実の娘たちではなく、小恵とサーヤ)と食べに行きました!

幸せ〜。目の前の見目麗しい二人を肴に?美味しいウナギを食べたのでした。

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二人の写真を撮るも不覚にも保存されておらず…このひつまぶしの向こうに二人がいるとご想像下さい。

ふんわりとしたピンクのコットンキャンディー(のような外見)に包まれた、中身はしっかり者のサーヤと、エイリアン語を真顔で話す、アニマル柄好きの異星人(ラムちゃん?)の小恵嬢。

十年、十数年前の自分と重ねてみる…
辿って来た道も違うし、今後も全く別の人生を歩んで行くであろう若い二人…

この先どんな女性、役者になってゆくのだろう、と大いに興味をそそられます。

秋に再び共演する頃にはさらに成長しているのでしょうね。お母さんは楽しみよ!


WBCと妹一家、そして駒田一さん! 共通点は……ありません。 [舞台]

昨日は大興奮の一日でした!

何と言ってもWBC。テレビの前から離れられず、やらねばならない山積みの仕事も放ったらかし。

あまりの接戦に一人では耐えきれず、アメリカにいる夫にスカイプして一緒に観て応援してもらい(真剣にこのゲームを観ているイギリス人は、世界広しといえども彼一人でしたね、きっと)、修了式だったために早く帰って来た子供たちも加わって一喜一憂ぎゃーすかぎょーすか大騒ぎし、そして感動の結末に狂喜乱舞し、皆で大いに祝ったのでした。

接戦だったからこその喜び。反対の立場だったらさぞ落胆も大きかったろうと…それにしても韓国チームの底力はすごかったですね。

そしてそして〜、夜には妹一家がイギリスから到着しました!

成田空港での事故の為に大幅に遅れたフライト、ロンドン・ヒースローを離陸したのは真夜中近くだったとか。一才ちょっとの子供連れでさぞかし大変だった事でしょう。でもこの日の他社便はキャンセルになっていたので、ラッキーな方だったかもしれません。

甥っ子はめちゃくちゃ可愛いです。私を見るなり大きな笑顔をくれた〜、とろける〜〜〜。

今朝は
「まおこ」(っていうか「まおっく」)
って呼んでくれました! 頭良いです(伯母バカ)。


さてさて、名古屋にもどります。
初日が開いて早々に駒田一さんのお誕生日会がありました。

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キャストがほぼ全員集まっての大パーティーでした。人徳。でも一(はじめ)さんという人としてもさることながら、私は駒田一という役者の大ファン。とにかく抽出しがいっぱいあって、隠し扉なんかもあって…舞台上では勿論ですが、舞台袖でもチラっとそんな抽出しや扉を開けてみせて下さり、私大いに笑わせて頂きました。

ただ今『ラ・マンチャの男』の稽古中とのこと、しかも今回はサンチョ役なんですよね!名古屋でもレミの公演の間を縫って歌稽古をしていらっしゃいました。

大阪かあああ、観たいけれど〜。




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